最期のときに寄り添う
2026年1月23日支援レポート
支援員のEです。今回は男性会員I様のお話です。
I様は週3回透析に通いながらもお元気な会員様でした。数年前に奥様を亡くされてからは、ご自宅で一人暮らしをされていました。しかし、数か月前に癌が見つかり入院となりました。「入院に伴い、自分で金銭管理ができず不安です。」と、相談を受けました。
すぐに*金銭管理契約へ変更し、名城法律事務所に金銭管理をお願いしました。
ある日、面会に伺うと昼食を全く食べておらず、「食欲がなくて食べたくない、しんどいです。」と、ひどく落ち込んでいらっしゃいました。県外在住のご兄弟に連絡してほしいと、I様からご依頼がありました。ご親族様に病状をお伝えしたところ、遠方から面会に来てくださり、久しぶりの再会にI様もとても喜んでいらっしゃいました。しかし、状態は日に日に悪くなり、医師からの説明をI様と一緒に伺いました。内容は「終末期の段階で、いつ急変してもおかしくない状態です。」とのお話がありました。
I様は、「8年間透析を頑張ってきた。もう何も後悔はない。忙しいのに、来てくれてありがとう。きずなの会さんには、何から何まで本当に感謝しています。」と温かいお言葉をいただきました。それから数日後、I様は安らかに永眠されました。病気と闘うI様に、支援員としての私ができたことは、ほんのわずかでしたが、安心して入院生活が送れるように
できる限りのサポートをさせていただきました。改めて、I様のご冥福をお祈りいたします。万が一のときでも、会員様が安心して過ごせるよう、今後も寄り添った支援を心がけていきます。
*金銭管理契約とは・・・弁護士法人名城法律事務所が現金・通帳・キャッシュカードなどをお預かりし、支払代行をするのが「金銭管理契約」です。入院費・施設利用料などが発生した場合、お預かりしている通帳から支払を代行します。病院窓口での支払や生活費のお届けは、きずなの会職員が対応(訪問)します。

